データ
曲名・感想
Alison Krauss
Title:
Forget About It

発表: 1999年


値段: \2,390


評価: ☆☆☆☆☆



公式サイト



ファンサ イト



タワーレコードで購入

1
Stay 7
Ghost In This House
2
Forget About It 8
It Don't Matter Now
3
It Wouldn't Have Made Any Difference 9
That Kind Of Love
4
Maybe 10
Could You Lie
5
Empty Hearts 11
Dreaming My Dreams With You
6
Never Got Off The Ground

※斜線は特に気に入った曲

 天使の声とも言われる(人はまあ何人かいるのですが--;)Alison Klaussに出会ったアルバム。タワレコの試聴コーナー でアコースティックな雰囲気で綺麗な声などと紹介されており、どれどれと聴いて即購入を決意させられたものである。

 Blueglassの女王とも言われるAlison Klaussはそのバイオリンの技量だけではなく、高く澄んだ歌声に魅力がある。そして、その声を どのような曲に乗せたら効果を発揮できるのか、完全に分かっているように思われる。あるときは切なく、あるときはコミカルに歌い分けるが、その根底にある のは高音を綺麗に響かせることである。

 また、曲調は焦らず急がずゆったりとしたものが中心であり、落ち着きたい時に聴くには最適ではなかろうか。もちろん、これと対極の音 楽を聞きたい 場合には決してお勧めできない。例えばスキー帰りの車の中、くたくただけど運転しなければならぬといった時には鬼門であることは間違いない。

 なお、このアルバムに関しては国内版も出ているようであるが、最後の歌であるDreaming My Dreams With Youが含まれていない。輸入版の方が安いと言うこともあるので、試してみるには輸入版の方が良いかもしれない。ライブ音源からではあるが公 式サイト内で何曲か試聴できるようなので、興味を惹かれた方は聞いてみては如何でしょうか?(今回紹介したアルバムからは9.Stay、 11.Ghost In This House、12.Forget About Itが聴けます)

Art Garfunkel

Title: Angel Clare

発表: CD・・・1982年
DVD・・・2003年


値段: CD・・・\2,280 
DVD:・・・4,700


評価: ☆☆☆☆☆

公式サイト



タワーレコードで購入
                                         
1
Travelling Boy 6
All I Know
2
Down In The Willow Garden 7
Mary Was An Only Child
3
I Shall Sing 8
Woyaya
4
Old Man 9
Barbara Allen
5

10
Another Lullaby
※斜線は特に気に入った曲

 かつて天使の声と謳われた(人はまあ何人かいるのですが--;)Art Garfunkelが、サイモン&ガーファンクル解散3年後に満を持して発表した記念すべきソロ1作目。その完全主義者っぷりを遺憾なく発揮した 本アルバムは非常に完成度が高い。

 まずTravelling Boy。ゆっくりとした前奏は、サビに向けてどんどん盛り上がる。最初は抑え気味な声が、やがて力強く変わっていく表現力は素晴らしい。歌い終った後は曲 がフェードアウトし、続くはDown In The Willow Garden。アーティーの多重録音による美しいハーモニーでしっとり聞かせる。淡々としたこの曲が終わると彼にしては珍しいアップテンポのI Shall Sing。底抜けに明るい歌はこのアルバムで唯一のものである(だけではなく、ソロ活動を通じて珍しい)。一転、Old Manではストリングスの響きに乗せて寂しげな歌を聞かせ、続いて本人が何語か分かっていない(^^;)Feuilles-OhとDo Spacemen Pass Dead Souls On Their Way To The Moonのメドレー。

 B面に移って、All I Know。この歌、「友にささげる讃歌」などというあからさまな誤訳がついているがれっきとしたラブソング。ピアノとヴォーカルで始まり、徐々に盛り上げ ていく雰囲気はアートの好みなんだろうなぁ。フォルクローレから題材をとった寂しげなMary Was An Only Child、子供達の合唱が印象深いWoyayaを経て、Willow Gardenに続いて2曲目の殺人を扱ったバラードであるBarbara Allen。ヴォーカルの美しい旋律に、女性のこれまた見事なコーラスがついて素晴らしいハーモニーが奏でられ迫力の中クライマックスを迎え、やがて曲が 終わる。締めくくりはAnother Lullaby。聞き終わった後、余韻に浸りたくなる。

 といった感じで色々な雰囲気の曲がありつつ統一感を感じるのはアーティーの声のもつ圧倒的な力が原因であろう。アーティーの声も絶頂期であり、高音のの びはもう素晴らしいの一語に尽きる。サイモン&ガーファンクルのファンならずともヴォーカル好きは必聴である。

 なお、このアルバムに関しては本日デジタルリマスターの国内版が出ているので、これから買おうと思っている方はこちらをお勧めする。




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