2004.7.9

過去の話はこちらからどうぞ。

出発前夜〜ロンドン到着

2日目 ロンドン市内観光

 本日は、午前中にロンドン市内観光を入れていたので早起き。食事はバイキング形式で、席に着くと早速「紅茶?コーヒー?」と聞かれるので紅茶を二人前。飲み物が届いて食事を取りに行くと、パン数種類、目玉焼き、スクランブルエッグ、焼きトマト、マッシュルーム、ベーコン、ソーセージなどで、量も豊富であった。流石に紅茶が美味しい。

 集合場所はロンドン三越の前。三越には日本語でサマーセール開催中とか書いてあって、浮世離れというかロンドン離れしている。そのミスマッチもまた良し(良いのか?)。バスに乗り込んで出発。道は土曜日でオフィスがどこも休みとの事でがらがら。まずはセント・ポール寺院にて写真撮影。名所を沢山巡るツアーなので中には入れなかったが、綺麗な建物であった。でも、ここもまた工事中。



 続いてロンドン塔。ブラッディ・メアリーとして今に名を残す女王メアリーが幽閉され、後には死刑されたことでも有名な塔も、外には街灯が立っていたりして。どう見ても、塔というより城である。


  ここでは怪しげな形状をしたロンドン市庁舎や、ロンドンで最も美しい橋と言われるタワー橋など景色を堪能。バスで通るときに正面から見たときにも絶景であったが、横から見ても風情がある。逆光なので色彩が上手く出ていないのが残念である。


 次なる目的地はビッグベン。ここはテムズ川の対岸から眺めたのであるが、町並みが綺麗なので建物が映えている感じである。横の建物は国会議事堂。会期中であれば基本的に公開しているので、もし見たければ見にいけるそうだ。


 次はバッキンガム宮殿に、衛兵交代を見に行く。まんまおのぼりさんであるが、観光地に来たからには見ておいて損は無い。歩兵の行進に続いて、騎兵隊が行進してくる。これがまた実に堂々としていて格好良い。まわりでフラッシュがたかれまくっていたが、もう慣れっこなのであろう。バッキンガム宮殿の周りはえらくヒトが多かったのは、やはり名物だから皆来ている証左であろう。


 バッキンガムの帰りに、なにやら宮殿内で事件だかが起こったとかで、道は凄い渋滞である。案内人のおばちゃん(アナウンスはとても上手かった)に、「約束があるんですけど。」といって、「海外旅行だと遅れることを見越して多少の余裕をもって予定を立てていただけないと・・・」と窘められている人物が居たが、それは全くその通りであろう。それほど遅れないうちにバスは到着し、三越前にて散会。

 午後どうしようか?と話をしていたら、そこの事務所に掲載されていたウィンザー城見学ツアーに嫁さんが行きたいとのこと。翌日以降はもう予定がぎっしり入っていたため、行くなら今日しかないよ?ということで、モノは試しと今からでも今日の午後のツアーに行けるかどうか聞いてみたらOK(二人で70ポンド;約1万4000円)。というわけで、急いでお昼ご飯を食べに出発。ナショナル・ギャラリーの塀に腰掛けて、トラファルガー広場をのんびり眺めつつ、ファーストフード。なにやら、まだちゃんとした(?)イギリス料理を食べていないような気がするが、まあ良いのである。

 ウィンザー城は郊外にあるので、バスで1時間ほど移動。途中の高速道路で事故車を発見した。折角の土曜日だというのに、可哀想であった。土日はサンデードライバーが増えるので事故は多いとの事である。ようやくウィンザー城に着いたら、もう広いの何の。季節柄、城内の庭には花が咲き乱れて、感嘆するばかりであった。



 なお、この日はエリザベス2世が城にいたため、女王旗がはためいていた。当然会わなかったけど。


 中に入ったらこれがまた実に豪華。そりゃあもう大量の装飾品が室内を飾っている。鎧一式、サーベル、銃などの武具、ごついシャンデリア、天井の壁画、食器に絵に絨毯と、もうとんでもないものがずらりと並んでいて壮観である。教会も見ておけと勧められたのではあるが、とてもじゃないがそんな余裕は無かった。

 市内に戻って食事に行くことにする。ガイドブックで見つけた、1階がパブで2階がレストランになっているSherlock Holmesへ。



 店内はシャーロック・ホームズグッズで一杯で、メニューはホームズに絡めてあるのが面白い。嫁さんは「サー・アーサー・コナン・ドイル」を、私は「ボヘミアの醜聞」を頼む。左がボヘミア〜、右がコナン・ドイル。



 「ボヘミアの醜聞」は、牛肉を焼いた上にラズベリージャムがかかっている代物で、どこがどうボヘミアなのかは分からなかったけど、なかなか美味しかった。当然のことながら飲み物はギネス。嫁さんはラガーを飲んでいた。味は悪くは無いんだけど、ちょっと量が多くて最後の方は飽きてくる。量がちと多い。隣の席に座っていたカップルの女性は、スタッフにデザートをどうするか聞かれて、笑いながら「Never!」と答えていた。小食なのは日本人だけじゃ無いのであるなぁ。ちなみに、付け合せの野菜に味はついていませんでした。そりゃ飽きるって。

 そんなこんなで宿に戻って、入浴剤を使ってお風呂。で、なにやらその入浴剤、シトラスの香りとか書いてあるくせに、どう匂いを嗅いでも香草の匂いがする。それって芳香とは言い難いように思われる。それに、昨日は疲れていて気がつかなかったのだが、石鹸が全然泡立たない。これは水が硬水であるためだと考えられる。などと風呂の中で考え事をしてみたりして、あとは明日の大英博物館に行くことを楽しみにしながら眠りに落ちていったのだった。

 翌日に続く。



検索エンジンなどから直接辿り着かれた方はこちらから入りなおしてください
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送