二つのものを加えたときに、それぞれの構成要素以上の力を出す系を、システム、という。難しい言葉ではじめてしまったが、例えばボルトとナットである。ボルトだけでもナットだけでも締めこむことはできないが、この二つが揃ったら途端に新たな用途(っていうか、それが本来の用途だ)を生み出すことができる。
例えばどうであろう。パンとカレーを別々に食べて、カレーパンの味わいが想像できるか?いや、これはできそうだな。普段はナンにつけて食べてるんだから。ええと、ではうどんとカレーではどうだ。はたまた、カレーとミントガムではどうだ。話がすさまじく逸れたが、つまり、取り合わせの妙によって、モノは新たなる命を吹き込まれることがある、ということである。
さて、ここに宿野輪天堂という、自転車メーカーがある。勿論、自転車メーカーであるからには自転車を作っている。”「宿野」に店舗兼工房を構え、「輪:自転車」の「天堂:極楽世界」を理想とした”というだけのことはあり、実にチャレンジブルというか、某国営放送風に言えば、プロジェクトXな雰囲気が溢れているではないか。そう。彼らは、夢を叶えるための自転車を作っているのだ!!!!
でも、、、、、でもだな、、、、、、、、
いくらなんでも自転車にジェットエンジン積むのは暴挙じゃないか?
注目の機体(?)は
じっくり解説を眺めて見よう。
◆フルスロットル状態(タービン回転数:毎分12万3千回転)で推力5キロ(4.4馬力相当 )のハイパワーアシストが得られるので、(引用者略)発進も登り坂も助けてくれず。
◆燃料はジェット戦闘機と同じ規格のジェット燃料(Jp−4)を1リットル搭載し、(引用者略)運転時のランニングコストは、毎分500円程かかります。
◆排気ガスの温度は最高700度。よって寒い季節には、超強力温風ファンヒーターとして大活躍!ただし、うるさく、臭く、高コスト。エンジンをかける準備として、日頃から近所の皆様の理解を得ていることが重要です。。
そして、これだけは最後に言っておかねばなるまい。この自転車には、自転車にはあるまじきスペックが記載されているのである。
◆一般的な電動アシスト自転車(2〜5Ah)に類を見ない大容量バッテリー(15Ah)と、電力回生装置の装備で、無限(?)の航続距離を実現。この際、車体総重量53kg(うちバッテリー重量18kg)は問わないことに。
こんな素敵な自転車たちが、東京でイベントを開くそうである。見学&お買い求めはぜひこちらで!!
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